ハースF1、USAカラーのVF-23を公開…合衆国憲法を引用 アンドレッティを牽制
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F1グリッドにおける唯一のアメリカンチーム、ハースは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われる第19戦アメリカGPに星条旗をモチーフとしたスペシャルリバリーのVF-23を投入する。
ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグが駆る2台のマシンのサイドポッドやリアウィングの翼端板などには、星や白線、赤線を含むアメリカの国旗を模したデザインがあしらわれる。
国際自動車連盟(FIA)が同じく米国を拠点とするアンドレッティのF1世界選手権参戦を承認した事を受けチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、合衆国憲法の冒頭の一節「我々アメリカ合衆国国民は(We, the people of the United States)」を引き合いに、チームのルーツを強調した。
「今季の特徴の一つは我々のルック&フィールが、アメリカ合衆国憲法の最初の件である『We The People』というキャッチフレーズに要約されている事にある」とシュタイナーは語る。
「昨今はアメリカンチームについて多くの話題が飛び交っているが、F1グリッドに着く唯一のアメリカンチームはまだ我々だけだ」
「その事実を活かしていないと長年に渡って多くの人に言われてきたが、まずはパドック内での信頼を勝ち取りたいからだと私は説明してきた」
「この短期間の間に様々な経験をしてきたがその過程で、成長を続ける本当に忠実なファンベースに恵まれた。その事を強調したい」
「(このカラーリングは)マーケティングではあるものの、私のチームで共に働いている誰もが、彼らが如何に情熱的で面白く、誠実であるかを知っている。”我々アメリカ合衆国国民”はハースをあるべき姿にする。そしてこのレースは彼らに捧げられる」
米国テキサス州を拠点とするソフトウェア会社、オラクルとタイトルスポンサー契約を結ぶレッドブル・レーシングもアメリカGPに特別仕様のカラーリングを持ち込む計画だ。