鈴鹿F1日本GP:台風で日曜予選が実施できない場合、FP2のリザルトでグリッドを決定

スターティンググリッドにつく20台のF1マシン、2019年F1カナダGP決勝レースにてCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

FIA国際自動車連盟は11日、日曜の午前へと変更された公式予選について、台風19号を含む何からの理由によって予選が実施できなかった場合、11日金曜の午後14時より行われる2回目のフリー走行のリザルトによって、スターティンググリッドを決定すると発表した。

台風19号(ハギビス)の接近のために、土曜の鈴鹿サーキットは全面閉鎖となり、この日予定されていた公式予選は日曜日へと延期された。また、土曜のフリー走行は同様の理由のために中止された。

改定後のスケジュールでは、予選は13日(日)午前10時から11時までが予定されており、午後14時10分よりスタートが予定されている決勝開始までの時間に余裕はない。何らかの理由によって、日曜の予選の開始時刻を遅らせようとしても、日曜の三重県の日没時間は17時58分となっているため、現実的には不可能だ。

F1スポーティングレギュレーションでは、こういった事態の際の対処法を定めておらず、日本GPのスチュワード団は、規約第11条9項3bにて定められた特別権限を行使し、必要に応じて、F1日本グランプリのグリッドを、第2プラクティスセッションのタイムシートによって決定すると発表した。

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