PS4ゲーム「F1 2020」、発売1週間前に爆誕の”漆黒”メルセデスF1マシンに対応
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F1公認ゲームの最新版「F1 2020」の開発を手掛けるコードマスターズ社は、ソフト発売から3週間を経て、反人種差別キャンペーンの一環として全面がブラックに塗られた漆黒のメルセデスF1マシン「W11」にパッチ対応した。
グリッドの唯一の黒人ドライバー、ルイス・ハミルトン擁するメルセデスは、2020年シーズンの開幕オーストリアGP初日を4日後に控えて、2020年型F1マシン「W11」を伝統的なシルバーカラーではなくブラックに変更する事を明らかにした。
© Daimler AG
「F1 2020」のグローバル版”シューマッハ・デラックスエディション”の発売日が1週間後に迫っていたため、初期リリースには当初発表されていたシルバーカラーの「W11」が収録されたが、コードマスターズは27日(月)、パッチ1.06でメルセデスの新しいリバリーへの対応を行ったと発表した。
アップデートはまずはPC版向けに公開された。数日以内にXbox One及びプレイステーション4にも追加される。
© Codemasters
マシンだけでなく、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが着用するレーシングスーツも実物と同じく黒色にアップデートされる。また、ホストの切断によってAIが現実離れなラップタイムを記録するといったバグや、セルジオ・ペレスとランス・ストロールが着用するグローブ、招待イベント後に発生することがあるマイチーム・キャリアでの進行関連の問題などが修正されている。
なお、ROKiTとのタイトルスポンサー契約が解消となったために、メルセデスと同じように開幕直前になって新たなマシンカラーリングを発表したウィリアムズに関しては既に修正が行われている。
今後予定されているアップデートとしては、F1の新たな反人種差別イニシアチブ「#WeRaceAsOne」に関連したマクラーレンのレインボーカラーのヘイローや、2020年シーズンのFIA-F2選手権への対応があるが、改訂版カレンダーに掲載されているイモラやアルガルヴェ、ムジェロといった新しいサーキットへの対応は行われない見通しだ。
「F1 2020」の日本語版は、2020年9月24日に発売が予定されている。グローバル版はプレステ4に加えて、Xbox One Xを含むXbox Oneファミリー、Windows PC(DVDとSteam経由)、そしてGoogle Stadiaに対応しているが、日本語版はPS4のみとなる。