ピエール・ガスリー、大混戦の中団でトップ10連取も「まだクルマに全てを委ねられる状態にない」
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アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは地元ファンの声援を背に、6月18日(金)に行われたF1第7戦フランスGP初日セッションを共にトップ10で終えた。
ミッドフィールド全体が拮抗する中、ガスリーは午前のフリー走行で20周を走り込み1分34秒699の8番手を記録。FP2では25周を重ねて1分33秒696と、自己ベストを1秒近く塗り替え7番手に付けた。
6番手の同郷エステバン・オコン(アルピーヌ)とは1000分の11秒という僅差だが、背後もまた大接戦で、13番手のチームメイト、角田裕毅とのギャップも僅か0.259秒と、ワンミスで大きくポジションが入れ替わるような状況だ。
1日を振り返ったガスリーは、まだクルマに全てを委ねられる状態にないとして、予選が行われる2日目に向けて更に自信を以てドライブできるような状態にクルマを仕上げていく必要があると語った。
まだクルマに全てを委ねられる状態にない
ピエール・ガスリーFP2: 8位, FP1: 7位
今日はまあまあの1日だったけど、風の影響でクルマを走らせるのが難しかった。
パフォーマンスに関しては、2回のセッションで共にトップ10に食い込めたのは良かったけど、明らかに過去2戦よりは難しい状況にある。
今夜は今日取り組んだクルマのバランス調整に関してデータを洗いざらい分析して、明日に向けてもっと自信が持てるようにクルマのセットアップを改善していきたい。
地元ファンが見に来てくれているから、今回も予選Q3を狙っていく。グランドスタンドにはためく多くのフランス国旗を見るのは本当に最高の気分だ。
応援してくれているファンのために何とか良いバトルが見せれればって思ってる。日曜日に何かお祝いできるような結果が残せればいいね。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)を1000分の8秒差で退けた。3番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。
F1フランスグランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月19日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってポール・リカール・サーキットで開催される。