Q3進出に向けて有望なアルファロメオ「ラップタイムを見ての通りだ」とライコネン / F1フランスGP《初日》
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アルファロメオ・レーシングは、6月21日(金)に行われたF1第8戦フランスGP初日2回目のプラクティスでキミ・ライコネンが9番手、アントニオ・ジョビナッツィが11番手と、目標とする予選Q3進出に向けて有望な位置を築いた。
シーズン序盤に好調を示していたアルファロメオ勢だが、ここ数戦はトップ10から姿を消している。マシンの総合力が問われるポール・リカールで、ベテランのライコネンはトップ10に入り、ジョビナッツィも大差ないポジションにつけた。この勢いを明日の予選に持ち込めるだろうか?
アルファロメオ:F1フランスGP初日
キミ・ライコネンFP1: 16位, FP2: 9位
ラップタイムを見ればどういう状況か簡単に分かるだろう。でも毎度のことだけど、今日はあくまでも金曜日。初日の結果から読み取れる事は多くはない。とは言え、今日は全体的に悪くない1日だったと思う。クルマの性能を更に引き出すためには仕事が必要だ。全てやった上で予選がどうなるか見てみるとしよう。
アントニオ・ジョビナッツィFP1: 17位, FP2: 11位
トップ10に近い位置で1日を終える事が出来たし、初日としては満足出来る内容だと思う。ミッドフィールドは今回も本当に熾烈だから、持てる全てのパフォーマンスを絞り出すために、今夜は作業が山積みだけど、スタートとしてはポジティブだ。明日はまた別の1日だから、集中力を切らさずに全力で仕事に取り組み、予選に向けて出来る限りクルマをベストな状態に仕上げる必要がある。依然として目標はQ3進出だ。
初日をトップで締め括ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手ルイス・ハミルトンを0.424秒差で退けた。3番手には0.649秒遅れでフェラーリのシャルル・ルクレールが続く結果となった。
F1フランスグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間6月22日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってポール・リカール・サーキットで開催される。