フェラーリ、ベッテルに対する罰則裁定に異議申し立ての意向 / F1カナダGP
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スクーデリア・フェラーリは、F1カナダGPでセバスチャン・ベッテルの優勝を奪い去った5秒ペナルティーの裁定に対して、異議を申し立てを行う意向を示した。
ポールポジションからスタートし、集団をリードしていたベッテルは、ルイス・ハミルトンからのプレッシャーに晒され、48ラップ目のターン3への進入の際にコースオフ。コーナーを横切る形で芝生を突き進み、辛うじてハミルトンの前に戻った。
スチュワードはこの時のベッテルの動きを「危険行為」と認定。ハミルトンに接触を避ける走りを強いたとして、5秒の罰則ペナルティと2点のペナルティポイントを科した。ベッテルはトップチェッカーを受けたものの、タイム加算によって2位に沈んだ。
裁定に真っ向から不満を訴えたベッテルは、レース中もレース後も怒りを爆発させており、フェラーリの動向に注目があつまっていたが、レース終了から3時間が経過したところで、FIA国際自動車連盟に対して上訴する意向を伝えた事が明らかとなった。
上訴のためにフェラーリに許された猶予は96時間。それまでに証拠を集め、正式に異議申し立てを行うか否かを決定する必要がある。