フェラーリ、母国F1イタリアGPでSF-24リバリーを変更…カーボンファイバーを称え
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モンツァでの母国F1イタリアGPでスクーデリア・フェラーリは、軽量・高強度を特徴とし、モータースポーツの性能・安全向上に大きく貢献してきた先端素材、カーボンファイバーを称え、その一環として2台のSF-24の一部リバリーを変更する。
先日公開された「モンツァ・カーボンファイバー・コレクション」は、レーシングスーツ、シューズ、そしてチームキット等がブラックで統一され、通常のそれとは印象が大きく異なっていたが、リバリーに関しては、説明なしにその違いを認識できるのは熱心なファンに限られるかもしれない。
一体、どこが変わったのか?
シャルル・ルクレールの「16」、そしてカルロス・サインツの「55」というカーナンバーは通常、黄色の縁取りに白地で表現されているが、今回はこれが黒地に変更される。
レンダリングでは単なる黒に見えるが、実際には僅かに光を反射する織り目模様のカーボン調とのことで、実車のイメージはこれとは少し異なるものになるのかもしれない。
なお現時点では公開されていないが、ドライバーたちが着用するBell製のレーシングヘルメットは、その一部をカーボンファイバー剥き出しとして、赤色と、フェラーリおよびスクーデリア、そしてエンツォ・フェラーリの出身地であるモデナの象徴的な色である黄色があしらわれる予定だ。