F1サンパウロGP 日程大幅変更、豪雨で予選が日曜早朝に延期…決勝レースは前倒し
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豪雨と視界不良を理由に国際自動車連盟(FIA)はスチュワードとの協議を経て、2024年11月2日(土)に予定されていたF1第21戦サンパウロGPの予選開始時刻を、翌3日(日)の現地早朝7時30分、日本時間同日19時30分に延期した。
また、現地午後の天候が荒れる見通しとなったことから、決勝レースのスタート時刻を現地12時30分(日本時間同日24時30分)に前倒しした。
数日前の予報は現実となり、当初の予選開始時刻40分を前にインテルラゴス・サーキットには雷を伴う雨が降り始め、4度にわたるディレイ宣言を経て、1時間50分後に延期が発表された。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは「天候をコントロールすることはできない。残念ながら、現在のコンディションは安全に走行できる状況ではない。もうすぐ日没を迎えるため、これ以上は光量の問題が発生する」と語った。
元より、日曜への延期は予想されていた。フェラーリのフレデリック・バスール代表は当初の予選開始時刻を前に「予選のために、明日は早起きしなきゃならないかもしれない。雨は激しい。路面がどうなっているのかは分からないが、コーナーによっては湖のようになっている」と語っていた。
The heavens have opened above Interlagos! 🌧️
Quali starts in 30 mins ⏰#F1 #BrazilGP pic.twitter.com/daXxPufdR8
— Formula 1 (@F1) November 2, 2024
土曜の予選終了後には、没後30年を迎えるアイルトン・セナへの敬意を表して、ルイス・ハミルトン(メルセデス)によるマクラーレン・ホンダMP4/5Bのデモ走行が予定されていたが、こちらも日曜の現地10時(日本時間22時)に延期された。