2年ぶりの鈴鹿F1日本GP、チケット販売日程と料金案内に遅れ
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2年ぶりに開催予定のF1世界選手権日本グランプリレースのチケット販売スケジュール並びに料金は、例年よりも遅い5月中旬を目安に発表される見通しだ。F1日本GPは2021年10月10日に第17戦として鈴鹿サーキットでの開催が計画されている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、去る2020年シーズンは日本ラウンドを含む全てのフライアウェイがキャンセルとなった。各現地プロモーターはチケットの払い戻しや、翌年への振替などの対応作業に追われた。
2021年のF1日本GPは現時点でシンガポールGPの1週間後、10月10日に開催が予定されているものの、従来よりも感染・重症化しやすい、あるいはワクチンが効きにくい可能性がある変異株が世界各地で報告されるなど、新型肺炎の完全収束の見通しは立っておらず、カレンダー再編の可能性は十二分にある。
例年であれば既にチケット情報がリリースされる時期であるものの、鈴鹿サーキットは「今後の社会情勢・イベント開催制限次第で販売可能な座席数が変動する可能性がある」「チケット内容変更に伴う払い戻しを避けたい」などとして、チケット情報の発表を5月中旬頃に行う予定である事を明らかにした。
今季はホンダのF1参戦最終年であり、また、7年ぶりの日本人F1ドライバーと角田裕毅がデビューを飾るという事で、日本のF1ファンにとってのみならず、鈴鹿サーキットにとっても非常に重要なシーズンと言える。ウイルス収束と予定通りグランプリ開催を期待したい。