キミ・ライコネン、左足負傷も7番手…チームは続投の方針 / アルファロメオ

オールージュを駆け上がるアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ、2019年F1ベルギーGPフリー走行にてcopyright Pirelli & C. S.p.A.

アルファロメオ・レーシングは、8月29日(金)に行われたF1第13戦ベルギーGP初日2回目のプラクティスで、キミ・ライコネンが7番手、アントニオ・ジョビナッツィが16番手につけた。

スパでの現役最多優勝を誇るキミ・ライコネンは、サマーブレイク中に左足の肉離れに見舞われ、痛みを抱えてスパへと現地入りした。チームは、今季インディカー・シリーズへと参戦するリザーブのマーカス・エリクソンを緊急招集。不測の事態に備えた。

だが、ライコネンは初日2回のセッションでステアリングを握り、午後のプラクティスでは7番手と好タイムを記録。チームは「今日のセッション中に、不自由な点は見られず、職務遂行の準備は出来ている」として、残りのセッションもライコネンが担当する予定であると明かした。

アルファロメオ:F1ベルギーGP初日

キミ・ライコネンFP2: 7位, FP1: 13位

足の事を心配してくれてありがとう。もう大丈夫だ。でも、今日のセッションは手放しで喜べるような内容じゃなかった。ラップタイムは悪くないけど、セットアップ面でやるべき仕事がかなり残っている。バランスが改善しさえすれば、明日は改善できるはずだ。

アントニオ・ジョビナッツィFP2: 16位, FP1: 15位

今日は全てをまとめ上げるのに苦労してしまった。クルマにポテンシャルがあるのは間違いないけど、それを全て引き出すには至らなかった。でも、重要なのは明日だ。予選に向けて改善出来るように、最高の仕事をしなきゃならない。僕らの目標は、今回も予選で良いグリッドを手にする事だ。


初日をトップで締め括ったのはスクーデリア・フェラーリ。強力なパワーユニットを武器に敵なしの速さを見せた。シャルル・ルクレールがトップタイムを刻み、セバスチャン・ベッテルが2番手に続いた。

2019年F1ベルギーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月31日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってスパ・フランコルシャンで開催される。

F1ベルギーGP特集

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