ピエール・ガスリー、1000分の55秒差でQ2敗退「ずっとリアに苦しんでた」F1バーレーンGP《予選》

ヘルメットを被ったまま頭を垂れるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーcopyright Red Bull Content Pool

昨年のレースでキャリアベストの成績を残したバーレーンGP。ピエール・ガスリーにとって、夢のレッドブル昇格を果たして臨んだ中東での2度目の公式予選は、忘れ去りたい結末に終わった。

週末を通してチームメイトのマックス・フェルスタッペンに遅れを取っていたガスリーであったが、決勝を見据えてのグリッド争いの場でもそれは変わらず、Q1での1発目のアタックでは1分30秒255とチームメイトにコンマ6秒差。2度目のラップで14番手タイムを記録し、辛うじてQ2進出を果たした。

フェルスタッペンも決して順調ではなくバランスに苦しんでいたが、7番手で最終Q3進出を確保。ガスリーの方は特にセクター1での遅れが目立ち、13番手でまさかのQ2敗退。トロロッソ・ホンダの新人アレックス・アルボンにすら敗北した。

1000分の55秒差でQ2敗退「ずっとリアに苦しんでた」

ピエール・ガスリー予選: 13位, FP3: 12位

今週末は初日からクルマのバランスに苦労していて、特にリア部分に手こずってたんだ。予選は理想的な結果にはならなかった。改善しようと試みたけど良い感触が得られなかった。今日みたいなタイトな戦いだと、わずか100分の6秒という差であってもチャンスを失ってしまう。全てをまとめ上げる事が一番重要なのに、今日の予選ではそれが出来なかった。

マシンにはポテンシャルがあるし、このサーキットはリカバリーが効くから、パフォーマンスを最大限に引き出せれば充分に戦えるはずだ。明日はポイントを獲得したいし予選よりも上の結果で終わりたいから、死に物狂いで攻めるつもりだ。

今日はシャルル(ルクレール)がキャリア初のポールポジションを達成したね。週末を通して終始速かったから彼に相応しい結果だと思う。おめでとうを言うよ。


ポールポジションはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。2番手はチームメイトのセバスチャン・ベッテルが確保。復活を遂げた跳馬がフロントローを独占した。

2019年F1第2戦バーレーングランプリ決勝レースは、日本時間3月31日(日)24時10分から行われ、1周5412mのコースを57周する事で勝敗を決する。

F1バーレーンGP特集

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