トロロッソ・ホンダ、トップ10圏内連発。手応え掴むガスリーとハートレー「相当に良い」
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最悪のシーズンスタートを切ったトロロッソ・ホンダは、F1第二戦バーレーンGPを非常に前向きな結果でスタートさせた。2回のフリー走行が開催されたイベント初日の6日金曜、ピエール・ガスリーは両セッションでトップ10圏内に食い込む印象的な速さを見せつけた。
FP2でトップから1.415秒遅れの8番手タイムを刻んたガスリーと7番手のニコ・ヒュルケンベルグ（Renault）とのタイム差は僅かに1000分の12秒。上位6台はメルセデス、フェラーリ、レッドブルの三強が独占。混戦の中団グループで熾烈な先頭争いを演じてみせた。
チームはバーレーンにアップグレードを持ち込み、ブレンドン・ハートレーとガスリーとで異なるセットアップをテスト、ガスリー車のパフォーマンスが際立つ結果となった。FP2で最後尾20番手と見栄えの悪いリザルトに終わったハートレーをして「かなり生産的な一日」と語るほど、チーム内にはポジティブな勢いが漂う。
2018年F1バーレーンGP金曜フリー走行を終えて、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがそれぞれセッションを振り返った。
ピエール・ガスリーFP1: 7位, FP2: 8位
今日は僕らトロロッソ・ホンダにとって凄く生産的な一日になったと思う。FP1が始まった直後からマシンの感触が凄く良かったんだ。7番手と8番手というベストタイムを記録し、両方のセッションで堅実なペースを示すことができた。
週末を良い形でスタートできたのは間違いないけど、明日に向けて改善できる点はまだある。今夜は、今日のセッションでのテストで得られたデータを分析するつもりだ。マシンの最初のフィーリングは本当にポジティブだから、この勢いを維持して明日も同じ様に良い一日にしたいね。
ブレンドン・ハートレーFP1: 16位, FP2: 20位
今日はチームにとってかなり生産的な一日になったよ。テストしなきゃならないものがあったから、僕とピエールはそれぞれ全く異なるセットアップを試してたんだ。ピエールの方は一日を通してずっと速さを見せていたから、凄く有益な結果だったよ。
僕としては午後のセッションでスーパーソフトでのアタックラップをしなかった事が残念だけど、ロングランでは貴重なデータを収集することができた。僕らはメルボルンの時よりも速そうに見えるね。明日に向けて良い状態にあると思う。
F1バーレーンGP三回目のフリー走行は日本時間7日(土)21時から、公式予選は8日(日)0時からバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。昨年の予選はバルテリ・ボッタス（Mercedes）がキャリア初ポールを獲得、2番手にルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが強さを見せた。