角田裕毅、失望のQ2敗退も「これがドラマを生むはず」逆転入賞のチャンスあり?

ガレージに立つ角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年9月14日(土) F1アゼルバイジャンGP FP3(バクー市街地コース)Courtesy Of Red Bull Content Pool

0.195秒差でQ3進出を逃した9月14日のF1アゼルバイジャンGP予選を経て、角田裕毅(RBフォーミュラ1)は、決勝ではタイヤのデグラデーションが「多くのドラマ」をもたらすだろうとして、チャンスを逃さないために冷静にレースを進めていきたいと語った。

「正直、Q3進出を逃してフラストレーションを感じています。僕たちは伝統的にこのコースでかなり良い成績を収めてきたので、いつも以上に期待していましたが、そうはなりませんでした」と角田裕毅は振り返る。

「Q2進出すらかなり厳しい状況で、ラップはまずまずでしたが、とにかく純粋なペースが足りなかったように思います」

「タイヤのデグラデーションが例年より厄介な感じなので、明日はタイヤマネジメントが鍵になり、これが多くのドラマを生むことになると見ています」

「だからこそ、冷静にレースを進めて、できる限りのことを尽くすつもりです」

RBは週末を通して、前戦イタリアGPで導入した新しいフロアの最適化プログラムに取り組んできた。

想定していたパフォーマンスが発揮できているとするテクニカル・ディレクターのジョディ・エギントンと同じように、角田裕毅も手応えを得た様子を見せた。

「モンツァと比べると、新しいフロアは間違いなく機能しています。感触が全然違いますね。データ分析を通じてチームは素晴らしい仕事をしてくれたと思います。次の数戦はこのコースと似ているので、楽しみです」


2024年F1アゼルバイジャンGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が4年連続となるポールポジションを獲得した。

決勝レースは日本時間9月15日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6,003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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