角田裕毅、好調キープ…2戦連続Q3進出の可能性は「間違いなくある」

Sky Sportsのインタビューに答えるアルファタウリ・ホンダの角田裕毅、2021年7月2日F1オーストリアGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

前戦シュタイアーマルクGPでのポイント獲得を経て第9戦オーストリアGP初日に挑んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は1日を終えて、予選Q3進出の可能性は「間違いなくある」と述べ手応えを得た様子を見せた。

7月2日(金)のプラクティスで角田裕毅は、FP1ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ5番手、FP2ではホンダ勢2番手となる6番手タイムを刻んだ。いずれもチームメイトのピエール・ガスリーを上回るタイムだった。

今シーズン既に予選で3度のクラッシュを喫しているものの、アゼルバイジャンでの初のQ3進出を経て角田裕毅は先週末にキャリア2度目のQ3進出を果たしており、2戦連続での予選最終ラウンド進出に期待がかかる。

Q3進出の可能性は「間違いなくある」

角田裕毅
FP2: 6位(37周) FP1: 5位(35周)

今日はまずまずの一日でした。先週のペースを維持できて満足しています。間違いなくQ3進出を懸けて争える可能性がありますし、それは本当に良い事だと思います。

ロングランが前回のレース中の課題であったため、これに力を入れて頑張ってきたのですが、この点に関しては凄くポジティブでした。

先週はチームメイトがFP2で走行できなかったため、ロングランのセットアップに頭を悩ませる事になりましたので。

今週は路面温度がかなり低く、FP2の終盤に向けて雨も降ってきましたので、決して楽なコンディションではありませんでした。

今日はラップタイムを少しずつ上げていきながら、予選と決勝に向けてできるだけ多くのデータを集める事を主な目標にしていたのですが、ミスもなく達成できたので満足しています。


初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続きメルセデスがタイムシートのトップを独占した。3番手にはマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。

F1オーストリアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月3日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。

F1オーストリアGP特集

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