アルボン「残酷」なサージェントの即時降格に心痛、エールを贈る
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かつて自身もF1シートを失い、浪人生活を余儀なくされた経験を持つアレックス・アルボンにとって、ウィリアムズの今回の決定はF1の世界が如何に「残酷」であるかを思い出させるものとなった。
ウィリアムズはF1第16戦イタリアGPを前に、ローガン・サージェントの即時降格を発表した。ウィリアムズのジュニアドライバーで、FIA-F2選手権に参戦するフランコ・コラピントが残り9戦でステアリングを握る。
1年半に渡ってチームメイトとして良好な関係を築いてきたアルボンは、SNSを通してサージェントに心温かいメッセージを贈った。
「このスポーツがどれほど残酷かは身をもって知っている。シーズンの途中でローガンがチームを去ることになって辛い」
「君は全力を尽くした。チームメイトとして共に過ごせて嬉しかった。次に何をするにしても、きっと素晴らしい活躍を見せてくれると信じている」
先週末のオランダGPを終えてサージェントは次のように述べ、モンツァでの次戦に意欲を示していたが、結局これがウィリアムズでのラストレースとなった。
「正直、このクルマにはまだ何か大きな弱点があるような気がする。ペースを上げるにはこれを解決しなきゃならないから、その点に取り組んで何か良い方法を見つけたい。この後の数日を使って完全にリフレッシュして、もう一度頑張るつもりだ」