ピエール・ガスリー、週末を通してバランスに苦悩「まさかQ3に進めるなんて…」

12月12日:アラブ首長国連邦のヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1アブダビGP予選でスクーデリア・アルファタウリAT01ホンダを駆るピエール・ガスリーcopyright Red Bull Content Pool

2020年F1第17戦アブダビGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、100分の8秒という僅差で同郷のエステバン・オコン(ルノー)を振り切り、突破ラインギリギリの10番手でQ3に進出した。

予選最終ラウンドでは、チームメイトのダニール・クビアトがコンマ25秒近くもタイムを上げた一方、ガスリーは自己ベストを殆ど改善する事ができず、10番手でクルマを下りた。

コンディションが異なるとは言え、直前のFP3ではクビアトが11番手、ガスリーは13番手と揃ってトップ10圏外に沈んでいただけに、予選を終えたガスリーは「Q3に進めるとは思っていなかった」と述べ、ある意味で予選10番手は予期せぬ好結果だったと説明した。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
9 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:35.881 1:35.932 1:36.065 20
10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:36.545 1:36.282 1:36.242 20
11 エステバン・オコン ルノー 1:36.783 1:36.359 12

テクニカル・ディレクターのジョディ・エギントンが明かすように、アルファタウリ勢はミディアムでのスタートを狙っていたが、タイム差が接近していた事からQ2をソフトで通過した。決勝ではタイヤマネジメントの優劣がリザルトに影響を与えるとして、ガスリーはソフトでの第1スティントが正念場だとしている。

9番手のシャルル・ルクレールが前戦でのペナルティで3グリッド降格を受ける事から、ガスリーは9番グリッドからレースをスタートする。

Q3に進めるとは思っていなかった

ピエール・ガスリー予選: 10位, FP3: 13位

今朝のFP3はかなり厳しい時間を強いられたから、今日はQ3に進めると思っていなかったんだ。今週末はずっとマシンバランスに悩まされてきたけど、最終的に予選では少し前進できたように思う。 望んでいた程ではなかったにしろね。

思うようにラップをまとめる事は出来なかったけど、最終的には10番手まで上げる事ができたし、明日の決勝レースのスタートとしては十分なポジションだと思う。

オプション(ソフト)タイヤでのスタートは理想的ではなく、最初のスティントはトリッキーになると思うけど、多くのドライバーが同じような状況にあるから、タイヤマネジメントの部分でライバルより少しでも良い仕事をしなきゃならない。

最後のレースだから、ポイントを稼いでシーズンを締め括りたいと思ってる。


今季最後のグリッド争いでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがキャリア3度目のポールポジションを獲得。1.6リッターV6ハイブリッド時代としては初めて、メルセデス以外がアブダビで予選最速を刻んだ。

2020年シーズンのF1のフィナーレを告げる第17戦アブダビ・グランプリ決勝レースは、日本時間12月13日(日)22時10分にスタート。1周5,554mのヤス・マリーナ・サーキットを55周する事で勝敗を決する。

F1アブダビGP特集

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