2024年インディ500予選:出走順とフォーマット、視聴方法
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現地5月18日(土)および19日(日)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われる第108回インディ500予選では、34台のマシンが33のスターティング・グリッドをかけて競い合う事になる。つまり1台は予選落ちを喫する。
インディ500の予選はインディカー・シリーズの他のイベントとは異なり、4セッションに分けての段階的かつ独特なフォーマットで行われる。
2024年のインディ500は「GAORA SPORTS」が生中継・生配信する。予選は「スカパー!番組配信」でライブ配信され、CS放送では25日(土)24時より録画放送される。視聴にはスカパー!との契約が必要となる。視聴料金は1,320円/月(税込)。
予選1日目
全車が参加し、最終的に13~30グリッドを決する予選1日目のセッションは、18日(土)の現地午前11時から17時50分にかけて行われる。日本では日本時間18日(土)24時から「スカパー!番組配信」でライブストリーミングされる。
まずはファストフライデー後に行われたくじ引きによる順番に従って、全車が少なくとも1回のアテンプト(計測ラップ)を行う。インディ500の予選では、4周連続で走行を行い、その平均スピードを競う。
一巡した後、各車は再アテンプトするかどうかを決め、次の2つのレーンの内のいずれかに並ぶ。
- レーン1:計測済みのタイムを放棄する代わりに、レーン2に優先してコースに出ることができる。優先レーンとも呼ばれる。
- レーン2:計測済みのタイムを維持することができるが、レーン1が空になるまでコースに出ることができない
予選2日目
初日の予選を経てグリッドが未定の16台が2日目のセッションに臨む。日本では19日(日)28時より「スカパー!番組配信」でライブストリーミングされる。
トップ12予選 – 現地15時5分~
初日予選の上位12台は「トップ12予選」に挑戦する。土曜のタイムに基づき、遅い方から順にアテンプトを行う。計測チャンスは1回のみ。
上位6台はポールポジションを争う「ファスト6」に進む。7~12番グリッドが決定する。
ラストチャンス予選 – 現地16時15分~17時15分
初日予選の下位4台は最終3つのグリッド(31~33番グリッド)を懸けて、文字通り崖っぷちの争いに臨む。最も遅い車両はインディ500の出走権利を得ることができず、予選落ち=バンプアウトとなる。
最初の計測が一巡した後は、時間目いっぱいまで何度でもアテンプトすることができるが、アテンプトの度に計測済みタイムは抹消される。
ファスト6 – 現地17時25分~
「トップ12予選」の上位6台によりポールポジションを争う。アテンプトは「トップ12予選」の遅い順に行われる。計測チャンスは1回のみとなる。
予選1日目の出走順
”ファストフライデー”にシングルラップで9番手を刻んだ佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は不運にも26番目のアテンプトとなった。
むろん当日のコンディション次第ではあるが、例年、セッション開始と共に気温と路面温度が上昇していくため、出走順は早い方が有利な傾向にある。終日に渡って雲が広がれば、出走順序の影響は少なくなる。
- カイル・カークウッド(アンドレッティ)
- スコット・マクラフリン(ペンスキー)
- キフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ)
- リーナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)
- ロマン・グロージャン(フンコス・ホリンジャー)
- カイル・ラーソン(マクラーレン)
- アグースティン・カナピーノ(フンコス・ホリンジャー)
- カラム・アイロット(マクラーレン)
- ウィル・パワー(ペンスキー)
- ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)
- マーカス・アームストロング(チップ・ガナッシ)
- ノーラン・シーゲル(デイル・コイン)
- サンティノ・フェルッチ(A.J.フォイト)
- クリスチャン・ルンガー(RLL)
- マーカス・エリクソン(アンドレッティ)
- リーヌス・ルンドクヴィスト(チップ・ガナッシ)
- マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ)
- エド・カーペンター(エド・カーペンター)
- キャサリン・レッグ(デイル・コイン)
- コナー・デイリー(キュージック)
- ピエトロ・フィッティパルディ(RLL)
- トム・ブロンクビスト(メイヤー・シャンク)
- パトリシオ・オワード(マクラーレン)
- フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク)
- アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)
- 佐藤琢磨(RLL)
- スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)
- スティング・レイ・ロブ(A.J.フォイト)
- コルトン・ハータ(アンドレッティ)
- ライアン・ハンター=レイ(キュージック)
- クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター)
- グレアム・レイホール(RLL)
- エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク)
- アレキサンダー・ロッシ(マクラーレン)