若干4歳で世界王者を夢見た蘭カート界の逸材ディーン・ホーヘンドーン、12歳でウィリアムズの若手プログラムに加入
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オランダ・カート界の逸材、12歳のディーン・ホーヘンドーン(蘭:Dean Hoogendoorn)が、若き才能を発掘・育成するウィリアムズ・レーシングのドライバーアカデミーに加わった。
4歳でカートを始めたホーヘンドーンは、9歳の時にWSKスーパー・マスター・レースのミニGr.3クラスで史上最年少優勝を果たした。この記録は今も破られていない。
2023年にはWSKユーロ・シリーズOK-Nジュニア・チャンピオンを獲得し、今季はカート・リパブリックの一員としてOKジュニアに進み、誉れ高いWSKスーパー・マスター・シリーズで3位、チャンピオン・オブ・ザ・フューチャー・バレンシアで4位を獲得した。
ホーヘンドーンについて、ウィリアムズのスポーティング・ディレクターを務めるスヴェン・スミーツは「非常に有望な若き才能」と評した。
「ディーンはカート界で素晴らしいスタートを切り、同年代のドライバーよりも早く上達し、時には2歳年上のカートレーサーとも競い合ってきた。ディーンには明るい未来が待っている。彼の成長をサポートしていくのが楽しみだ」と語った。
ホーヘンドーンは松井沙麗やアレサンドロ・ジュスティら、他のアカデミードライバー達と同じように、レーシングドライバーとして成長していくための様々な支援、トレーニング、指導を受けることになる。
ホーヘンドーンは「僕は4歳の時に初めてゴーカートに乗ったから、ワールドチャンピオンになりたいと思ってきた」と語る。
「これが僕の生きがいであり、夢なんだ。目標に向かって日々努力している。レースは僕の情熱だ」
「ウィリアムズの一員になれて本当に誇らしい。チームに貢献できることは何でもしたい。一緒にどんな成果を上げられるか楽しみだ」