暴力沙汰のマックス・フェルスタッペンに対し「社会奉仕活動への従事2日間」の裁定

F1ブラジルGP決勝レースを終えてヘルメットを脱ぐレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン 2018年11月11日copyright Red Bull Content Pool

F1ブラジルGPのスチュワードは、レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングからの報告を受け、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンに対して社会奉仕活動への従事を命ずる裁定を下した。フェルスタッペンは6ヶ月以内に、FIAの指示に基づいて2日間のボランティア活動をする事になる。

インテルラゴス・サーキットでのレース後、FIAの計量ガレージでマックス・フェルスタッペンとエステバン・オコンが小突き合いの非難合戦を展開。二人の行動は国際競技規則第12条1項1.cへの違反の可能性があるとして、FIAは両ドライバーとチーム代表者に呼び出しをかけ審議を行っていた。

スチュワードは判決を説明する声明文の中で、フェルスタッペンの心情に対する理解をしめしつつ、事情聴取の際に両ドライバー共に”適切かつ協力的に振る舞った”と記した。その一方で、他のドライバーのお手本となるべき、プロのF1ドライバーの振る舞いとして適切でない、と指摘した。なお、オコンに対してはお咎め無しの裁定が下った。

インテルラゴス・サーキットで開催されたブラジルGP決勝レースでは、1周遅れのオコンがラップリーダーのフェルスタッペンに並びかけ追い抜きを仕掛けたところ接触。フェルスタッペンは優勝を逃す事となり、オコンには10秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティが科せられた。

この一件を巡って両者は対立。下りの暴力行為が発生する事となった。オコンはフェルスタッペンを”手”ではなく”言葉”で非難している

マックスの父ヨス・フェルスタッペンもF1現役時代から気性の荒さで知られており、たびたび暴力沙汰で話題になっている

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