ニューウェイ加入のアストン、”惹かれる可能性”を除外しないフェルスタッペン
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マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、エイドリアン・ニューウェイの移籍に伴い、アストンマーチンがより魅力的な移籍先となる可能性があると認め、将来的な再会の可能性を否定しなかった。
2028年末までレッドブルと長期契約を結んでいるにもかかわらず、メルセデスへの移籍が強く噂されるなど、フェルスタッペンの将来は不透明な状況だ。
空力の鬼才と称されるニューウェイが手掛けたマシンで3度に渡ってF1世界選手権を制したフェルスタッペンにとって、アストンは魅力的な選択肢となる可能性がある。
英Sky Sportsによると、ドライバーにとっての選択肢という観点でニューウェイの加入がアストンの魅力を高めると思うか?との質問に対して、フェルスタッペンは次のように答えた。
「どうだろうね。一緒に仕事をしたことがあるから、僕は彼がどんな人物か、何ができるかを知っている。誰もがエイドリアンと一緒に仕事をしたいと思っていると思う。だからそうだね、潜在的にはそうかもしれない」
アストンのマイク・クラック代表はアゼルバイジャンでのメディアデー当日の朝、ニューウェイに続くフェルスタッペンのチーム加入について「ドアは常に開かれている」と述べ、前向きな姿勢を示した。
クラックの発言についてフェルスタッペンは、アストンへの「将来的」な移籍の可能性を否定しなかったが、現時点ではRB20の競争力を取り戻し、ランド・ノリス(マクラーレン)に対する62ポイントのリードを守って4連覇を目指すことに集中していると強調した。
「今は別の心配事があって、それに集中して取り組んでいるところなんだ」とフェルスタッペンは語った。
「だから、それは将来的に考えることかもしれないけど、今考えることじゃない」