2024年F1サウジアラビア:ペレスに続き…レッドブルとフェラーリの2台がギアボックスを交換
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レッドブルとフェラーリはF1第2戦サウジアラビアGPの2日目に向けてそれぞれ、マックス・フェルスタッペンの1号車RB20とカルロス・サインツの55号車SF-24に今季2基目のギアボックスを搭載した。
サインツは急遽、虫垂炎の手術を受ける事になったため、FP3以降はオリバー・ベアマンが代役としてサインツの55号車をドライブしている。
フェルスタッペンとベアマンのマシンには、新しいギアボックス・ケース/カセット(GBX C & C)と、同じく新品のギアボックス・ドライブライン、ギアチェンジ・コンポーネントおよび補助コンポーネント(GBX DL)が搭載された。
週末に先立ってはセルジオ・ペレスが今季2基目のギアボックスを開封した。
2024年シーズンは史上最多となる24戦が計画されている。シーズン中に5基を超えるギアボックスを使用した場合、5グリッド降格ペナルティが科される。
ただ、今シーズン中に計画されているグランプリが一つでも中止になると、年間に使用可能なギアボックスは5基から4基に削減される。
ギアボックスは「GBX C & C」と「GBX DL」の2つのコンポーネントに分けて管理されており、その各々が年間5基に制限されている。
作業内容は限定されるものの、FIAの承認を受けた場合に限りチームは修理やメンテナンスを行う事ができる。チェンジギア、ドッグリング、リバースギアは物理的な損傷が明らかな場合、同一仕様のものと交換することが許されている。