F1キャリアは折り返しを過ぎたと26歳フェルスタッペン、オランダでの通算200戦の節目を前に
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2024年のF1オランダGPでキャリア通算200レース目を迎えるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、既に自身のキャリアは折り返し地点を過ぎたとして、通算400戦に達する可能性を除外した。
3度のF1ワールドチャンピオンは今週末のザントフォールト・サーキットで史上23人目となる通算200戦の大台を記録することになる。26歳330日での達成は歴代最年少記録だ。
フェルスタッペンは2028年末までレッドブルと長期の契約を結んでいるが、ルイス・ハミルトンやフェルナンド・アロンソのように40代までレースを続けるつもりはないと以前から明言してきた。
母国レースの開幕に先立ち、更に200戦以上を戦う自身の姿をイメージできるか?との質問に対してフェルスタッペンは「いや、それはないね」と答えた。
「キャリアの半分を過ぎたことは間違いない。でもこれまでの旅は本当に素晴らしかった」
「200戦か、そんな感じはしないけどね。今は年間のレース開催数が多いから、あっという間に数が増えていくよね」
これはレッドブルとの現行契約満了を以てF1での現役を退くという意味なのか、と発言の真意を問われると「2028年はまだ、かなり先の話だから、今は新しい契約のことは考えていない。どうなるか様子を見たいと思ってる」と答えた。
「あとは新しいレギュレーションだね。楽しめるかどうかを見ていきたい。どうするかを決めるための時間は十分にあるから、すべてをオープンにしておきたいと思ってる。あまり深くは考えていないんだ」
フェルスタッペンの発言は、今後も年間24戦のシーズンが続くと仮定した場合、今季を除いてあと8シーズン以内、35歳を前にF1から引退する可能性が高いということを意味するが、それを以てモータースポーツのキャリアを終えるつもりはないと言う。
「レースの開催数がかなり多いから、今はF1と他のカテゴリーと両立させるのはかなり難しいけど、F1を引退したら、もっとリラックスした感じで、レース数が少ない他のカテゴリーで走ってみたいと思っている。そうなれば家にいる時間も増えるね」とフェルスタッペンは語る。
「何かを始めるなら当然、上手くなりたいし、勝ちたいと思う。どんな機会が巡ってくるか見てみるよ」