トロロッソ代表、ハートレーの9位入賞に満足「良いレースをみせてくれた」

F1アメリカGP決勝スタート前のグリッドにつくトロロッソ・ホンダSTR13 2018年10月21日copyright Red Bull Content Pool

スクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表が、チャンピオンシップポイント2点を加算した21日(日)の第18戦F1アメリカGP決勝レースを振り返った。

オースティンでのレースではブレンドン・ハートレーが11位でチェッカーを受けたものの、ライバルチームの2台に燃料規定違反があったため2つ順位が繰り上がり、最終9位となった。

ファエンツァのチームはポイントを2点加え計32ポイントとし、9位ザウバーとの得点差を4に拡大。コンストラクターズ8位死守に向けてまずまずのリザルトを手にした。

ハートレーの9位入賞に満足「良いレースをみせてくれた」

フランツ・トストチーム代表

グリッド後方からのスタートだった事を踏まえれば、9位フィニッシュという形でレースを終えることが出来たのは良かったと思う。ブレンドンはタイヤを上手くいたわりつつ、エリクソン(ザウバー)からポジションを守りきってくれた。良いレースだったよ。

ピエールは1周目のターン5でのクラッシュを避けるためコースアウトし、その際にフロント部分をクラッシュしてしまったのが原因で、フロアにダメージを負ってしまった。その結果ダウンフォースを失い、ブレーキ時にマシンが不安定になる症状に見舞われ、ペースを失ったしまったようだ。とは言え健闘し、12位でレースを終えてくれた。

貴重なチャンピオンシップポイントを2点獲得できた点は満足している。これから次のメキシコGPに向けて前向きに準備していくつもりだ。


56周で争われた決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたフェラーリのキミ・ライコネンが113レースぶりに優勝。2位はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。3位表彰台にはメルセデスのルイス・ハミルトンが滑り込んだ。

セバスチャン・ベッテルが4位に入った事で、ドライバーズタイトルは日本時間29日早朝に開催される次戦F1メキシコGPに持ち越しとなった。

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