アロンソ、数百メートルでレース終了「あの脳天気な連中がまたやりやがった」
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フェルナンド・アロンソ(Mclaren)にとっての最後のF1アメリカGPは、僅か数百メートルで幕を下ろす事となった。
オープニングラップのセクター1、シルバーストンのマゴッツ・ベケッツを模したとさせる高速セクションでアロンソは、ウィリアムズのランス・ストロールと接触。マシンを破損し早々にレースを終えた。
一件は審議の対象となり、レーススチュワードはストロールに非があると判断。重い罰則であるドライブ・スルー・ペナルティを科す裁定を下した。
汗一つかかずにヘルメットを脱ぐハメになったアロンソは「あの脳天気な連中がまたやりやがった」と激昂。フラストレーションを爆発させた。
あの脳天気な連中がまたやりやがった
フェルナンド・アロンソ決勝: リタイヤ, グリッド: 13番手
たった数百メートルでレースが終わってしまった。高速セクションなんだから、ターン4は普通はオーバーテイクするような場所じゃないのに、色々ごった返しててビビったよ。3台のマシンが互いにオーバーテイクしようとしてやがったんだ。
周りにいた連中はホント能天気で、位置取りと作戦をミスったために、何台かがウォールに突っ込み、それに巻き込まれてしまった。毎回同じ事の繰り返しだ。レースが始まるなりぶつけ合いを始めやがるんだ。
レンタカーにでも乗ってるつもりなのさ!意図的にやってるわけじゃないんだろうけど、アイツらはスパでも今日と同じ様に僕のマシンをボーリングのピン代わりにしてたんだ。
ホントがっかり。レースのために今日は朝早くにサーキットに来たのに、たった数コーナーで終わってしまったんだからね。
56周で争われた決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたフェラーリのキミ・ライコネンが113レースぶりに優勝。2位はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。3位表彰台にはメルセデスのルイス・ハミルトンが滑り込んだ。
セバスチャン・ベッテルが4位に入った事で、ドライバーズタイトルは日本時間29日早朝に開催される次戦F1メキシコGPに持ち越しとなった。