セルジオ・ペレス、FP2最速も「ポールを狙うには今のままじゃ駄目」メルセデスを警戒
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、2年ぶりの開幕を迎えたF1アメリカGPの初日セッションを最速で締め括ったものの、予選でポールポジションを狙うにはまだまだ改善が必要だと訴えた。
ペレスはサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での午前のセッションで、ハードタイヤでの作業に集中的に取り組み7番手をマーク。午後はミディアムを中心に走行を重ね、1回限りのソフトタイヤでの計測で後続をコンマ2秒以上引き離す1分34秒946のトップタイムを刻んだ。
とは言え、トラックリミットによる最速ラップの抹消がなければ3番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)がコンマ1秒差でタイムシートのトップに立っていただけに、ペレスは2日目以降を決して楽観視していない。
なおFP1の終盤にミック・シューマッハ(ハース)と軽く接触するインシデントがあったが、クルマに大きな影響はなく、またスチュワードもお咎めなしの裁定を下した。
ポールを狙うには今のままじゃ駄目
セルジオ・ペレスFP2: 1位 1分34秒946 / FP1: 7位 1分36秒798
今日は良い1日になったと思うしFP2は希望が持てる内容だったけど、明日の予選はかなりタイトになるはずだ。メルセデスが手強い事は確実で、勝負どころで更に何かを引き出してくるはずだ。
僕らがポール争いに絡むためには後コンマ数秒を見つけ出して全てをまとめ上げる必要がある。
ロングランペースやタイヤのデグラデーションを改善するためにエンジニアと共に取り組まなきゃならない課題がたくさんあるけど、それでも全体としてはポジティブな1日になったと思ってる。
F1アメリカグランプリ3回目のフリー走行は日本時間10月23日(土)27時から、公式予選は同30時から各々1時間に渡ってサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される。