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2018年7月7日、英シルバーストンサーキットで行われているF1イギリスGP土曜フリー走行中に、恐ろしいクラッシュ事故が発生した。
セッション開始15分、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがターン5から始まるウェリントン・ストレートでクラッシュ。時速300km/hオーバーからのブレーキングの際に左フロントサスペンションが折れ、ストレートエンドのタイヤバリアに高速で激突した。
ブレーキを踏むと同時に左フロントアームが折れ曲がり、タイヤが宙に踊る形となった。コントロールを失ったSTR13はそのままコース外に飛び出し、そのままグラベルを乗り越えマシン前方からバリアに突っ込む形となった。
That was a scary moment…
🚩 Red Flag still in force#BritishGP 🇬🇧 #F1 pic.twitter.com/KLfHfWhwlV
— Formula 1 (@F1) July 7, 2018
幸いにも、コース脇に控えていたマーシャルが即座に駆け寄りハートレーの無事を確認。ハートレーは自力でメディカルカーに乗り、医療センターへ向かった。マシンはフロント側を中心に大きく破損。セッションは赤旗中断となった。クラッシュ動画はこちら。
事故の後、ハートレーはメディカルチェックに無事合格したものの、マシンの修復が間に合わないとして予選欠場が発表された。