角田裕毅、ホンダ勢唯一の入賞「苦しい週末を1ポイントで締め括れて本当に嬉しい」
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アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、シルバーストン・サーキットで行われたF1第10戦イギリスGP決勝を10位でフィニッシュして今季4度目の入賞を飾った。
ミディアムタイヤを履いて16番グリッドについた角田裕毅は、第1スティントを長く引っ張り、全体としても遅い30周目にピットストップを消化した。
ハードタイヤに履き替えた後は、キミ・ライコネンや僚友ピエール・ガスリーの転落によって順位を上げ、セルジオ・ペレスがファステストラップ狙いの4度目のピットに入った事で入賞圏内に浮上。1ポイントを持ち帰った。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「ミディアムタイヤによって戦略的に最初のスティントを引っ張った事で2台共が何台かを交わす事に成功した」と説明した。
苦しい週末を1ポイントで締め括れて本当に嬉しい
角田裕毅
決勝: 10位, グリッド: 16番手
1ポイントを持ち帰れて本当に嬉しく思います。レースプランを着実に遂行できるようにタイヤ・マネジメントに集中して取り組みました。結果、うまくやれたと思います。
今週末は終始、苦戦していましたし、今回の新しいフォーマットはルーキーの僕にとって特に難しいものでしたので、こうしてチームのために重要なポイントを持ち帰ることができて満足しています。
7月18日(日)にシルバーストン・サーキットで行われた2021年F1第10戦イギリスGP決勝レースでは、1周目にポイントリーダー達が関与するクラッシュが発生。マックス・フェルスタッペンはリタイヤに追い込まれたが、生き残ったルイス・ハミルトンは今季4勝目を飾り、2位にシャルル・ルクレール、3位にバルテリ・ボッタスが続く結果となった。
ハンガロリンクを舞台とする次戦F1ハンガリーGPは7月30日のフリー走行1で幕を開ける。