14番手ガスリー「ストレートでタイムをロス。ライバルと戦うのは厳しい状況」

サングラスをかけたピエール・ガスリー、2018年F1イギリスGPcopyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーーは、日本時間7月7日(土)に行われたF1第10戦イギリスGP公式予選でQ2に進出し1分28秒343を記録、14番手につけた。

チームメイトのブレンドン・ハートレーがFP3でサスペンショントラブルに見舞われクラッシュした影響で、チームは予防措置としてガスリーの走行を中断する事を決定。ガスリーは僅か4周しか走り込めないままに予選に挑むこととなった。

予定されていたパーツをテストする事も、マシンのセッティングを詰める事も出来ない厳しい状況の中での14番手はお見事。曰く、初日フリー走行よりも、ぶっつけ本番で臨んだ予選でのマシンフィーリングの方が良かったのだという。

とは言えガスリーは、マシンはストレートでタイムをロスしておりライバルと戦うには厳しい状況だと述べ、決勝での苦戦を予想している。

ストレートでタイムをロス。ライバルと戦うのは厳しい状況

ピエール・ガスリー予選: 14位, FP3: 19位

今週末、僕らが厳しい状況に置かれていた事を考えれば、今日は悪くない一日だったと思う。ブレンドンがFP3でクラッシュした後にフロントサスペンションを全部交換したから、セットアップを変更しなきゃならなかったんだ。予選に間に合わない可能性もあったけど、チームは作業を素早くやり遂げてくれた。本当に素晴らしい仕事だったよ!

マシンの感触はかなり良かったし、チームのみんなの努力と素晴らしい仕事ぶりに感謝してる。GPSで確認すると、僕らはコーナーでは良いんだけどライバルと比べてストレートでタイムを失ってて、彼らと戦うのは厳しい状況だ。でも、レースは明日だし、チャンスをつかめるように全力をつくすよ。


ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。1000分の44秒差で2番手フェラーリのセバスチャン・ベッテルを退けた。3番手にはキミ・ライコネン。チームメイトには惜しくも1000分の54秒届かなかった。

2018年F1イギリスグランプリ決勝レースは、日本時間7月8日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストンサーキットを52周する事で勝敗を争う。

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