角田裕毅、去るホンダに感謝のスペシャルヘルメット…F1アブダビGPで「ありがとう」
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アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、ホンダF1にとってのラストレースとなる今週末のF1第22戦最終アブダビGPにスペシャルヘルメットを持ち込む。
白を基調としたそのヘルメットは、ホンダのコーポレートカラーである「ホンダレッド」に彩られ、頭頂部にはF1におけるホンダのこれまでの4回に渡る歴史を讃え「ありがとう」のメッセージが載せられた。
ホンダなくして今の角田裕毅はない。
合格できなければキャリアを諦める、との覚悟で臨んだ「SRS-Formula」の2016年スカラシップ選考会で3位に終わるも、当時の校長でシケイン脇から走りを見守っていた中嶋悟に見いだされ、翌2017年にHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一員としてFIA-F4日本選手権に参戦しランキング3位を獲得。翌年にはポールポジション9回、優勝7回を記録してチャンピオンの座をつかみ取った。
そしてホンダの推薦でハンガロリンクでのF3合同テストに参加。レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコのお眼鏡に適い、F1へと至る道程が開かれた。
The history of Honda, in one helmet ❤️ Arigato, Yuki 👏 #PoweredByHonda pic.twitter.com/LPuejwgpIi
— Honda Racing F1_Archive (@HondaRacingF1) December 9, 2021
角田裕毅はヤス・マリーナ・サーキットでのHondaラストランを前に、SNSに次のメッセージを上げた。
「ありがとう。ついにホンダラストレース。僕だけじゃなく世界のドライバーたちに夢を与え続けてくれて本当に感謝しています。2017年からホンダさんの大きなサポートの上ここまでこれました。最後のレースもチームホンダと共に戦います!」
ありがとう❤️
ついにホンダラストレース。僕だけじゃなく世界のドライバーたちに夢を与え続けてくれて本当に感謝しています。2017年からホンダさんの大きなサポートの上ここまでこれました。
最後のレースもチームホンダと共に戦います! pic.twitter.com/mPsDyXVqMl— 角田裕毅/Yuki Tsunoda (@yukitsunoda07) December 9, 2021