角田裕毅、スプリント前進も「予選と似た感じで…」サンパウロでのVCARB 01の問題点を説明

スプリント前にグリッド上でドライブの準備をする角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年11月2日(土) F1サンパウロGP(インテルラゴス・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

2ポジションアップの15位でフィニッシュした2024年11月2日のF1サンパウロGPスプリントを経て角田裕毅(RBフォーミュラ1)は、予選で抱えたクルマの問題点が今も解決していないことを仄めかした。

24周のレースを振り返るよう求められた角田裕毅は「(スプリント)予選と同じような感じでしたね。ペースが足らず、バランスに苦しみ、兎に角、クルマに自信を持てないままでした」と語った。

前日のスプリント予選では、ラップに好感触を持っていたにも拘らず、18番手でSQ1敗退を喫した。角田裕毅は「正直、自分のラップについてはかなり良かったと思っていたので、これほど遅れを取ったことに驚きました」と漏らしていた。

レーシング・ディレクターを務めるアラン・パーメインは、スプリント予選での不振がクルマに起因する可能性を念頭に、翌日のスプリントに向けて22号車を「洗いざらい調査」する方針を明らかにしていたが、状況に変化はないようだ。

具体的にはどのような問題を抱えているのだろうか?

「特に高速コーナーで顕著なのですが、リアがどのコーナーでも滑ってしまう状況です。自信を持ってコーナーに入れないため、そこでかなりタイムを失っています。予選と変わらず、レースでも同じような感覚でした」と角田裕毅は説明した。

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