F1速報︰1周目にフェラーリが同士討ち!早々にダブルリタイヤの波乱 / F1シュタイアーマルクGP決勝
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史上初となる同一開催地でのダブルヘッダーとして、日本時間7月12日22時10分にブラックアウトを迎えた2020シーズンFIA-F1世界選手権 第2戦シュタイアーマルクGP決勝レース。スクーデリア・フェラーリ勢が1周目に同士討ちを喫してダブルタイヤする波乱のスタートとなった。
レース前のグリッドには全ドライバーが「End Racism」のTシャツを着て並び、ルイス・ハミルトンを含む一部ドライバーが地面に膝をつくポーズで反人種差別への強い決意を世界中に示した。
レコノサンスラップではアレックス・アルボンがコックピット内に何かが落ちたと無線で報告したが、無事にグリッドに並んだ。8番手ダニエル・リカルド、10番手セバスチャン・ベッテル、13番手ダニール・クビアト、16番手キミ・ライコネン、18番手ニコラス・ラティフィ、19番手アントニオ・ジョビナッツィの6名がミディアムタイヤでスタートした。
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オープニングラップでは、ターン1でダニール・クビアトとピエール・ガスリーが軽く接触。続くターン3へのブレーキングでは、イン側に飛び込んだシャルル・ルクレールがセバスチャン・ベッテルに接触した。
衝撃でルクレールの左リアタイヤが宙に浮き、ベッテルのリアウイングを破壊した。これによりセーフティーカーが導入され、2台ともがピットイン。ルクレールはハードタイヤに履き替えて最後尾でコースに復帰したが、ベッテルはそのままガレージ内へと運び込まれリタイヤした。
Kimi's view of the Ferrari incident 👀#AustrianGP 🇦🇹 #F1 pic.twitter.com/RzxwEPYsAy
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レースは4周目にリスタートを迎えたが、ルクレールのフロアは大きく破損しておりペースが上がらず、5周目にピットへと入りベッテルに続きクルマを降りた。
レースは現在15周目を迎え、ルイス・ハミルトンが隊列をリード。ホンダエンジン勢はマックス・フェルスタッペンが2番手、アレックス・アルボンが4番手、ピエール・ガスリーが8番手、ダニール・クビアトが12番手を走行している。