”かなり満足”な1日を過ごした角田裕毅、土曜の雨を懸念「ドライになる事を願う」
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アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は6月25日(金)に行われた2021 F1第8戦シュタイアーマルクGP初日、オープニング・セッションで5番手を記録した。
午後の2回目のプラクティスでは、直前にパワーユニットに異常が確認された事でセッション欠場を余儀なくされた僚友ピエール・ガスリーの分まで奮闘。15番手タイムをマークした。後方に転落したのはどういう理由によるものだったのか?
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「ユーキのFP2に関しては、通常通りの計画をこなす事ができたが、残念ながらソフトでの最初のプッシュでポテンシャルを十分に発揮することができなかった。故に今日のタイムシートは実力を反映したものではない。全てをまとめ上げれば明日はもっと良い結果が期待できると思う」と説明した。
土曜の雨を懸念「ドライになる事を願う」
角田裕毅
FP2: 15位, FP1: 5位
今日はかなり満足しています。FP1ではクルマのショートラン・ペースが確実に向上していることが分かりましたし、セッション中に何度か良いラップタイムを記録することができました。
ただその反面、FP2のロングランではマシンバランスにかなり苦労しましたので、今夜はこの部分を改善する必要があります。
明日は雨が降る可能性がありますが、僕としては正直なところ、ドライコンディションを望んでいます。F1ではウエットでの走行経験があまりなく、その分トリッキーな事になりそうですので。
ドライになれば、予選でとにかく一歩一歩着実にすべてをまとめていき、セッションを重ねる毎に自信を深めていくだけです。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)を0.336秒差で退けた。3番手には0.378秒遅れでエステバン・オコン(アルピーヌ)が続く結果となった。
F1シュタイアーマルクグランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月26日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。