10位入賞ピエール・ガスリー「あってはならない結果」アルファタウリの戦略決定に苦言
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10月2日に開催されたF1シンガポールGP決勝レースで10位フィニッシュしたピエール・ガスリー(アルファタウリ)は「あってはならない結果」だと述べ、ポジションダウンの原因となったピット戦略に苦言を呈した。
大量得点のチャンスと言える7番グリッドに着いたガスリーは、32周目までスタートポジションを守り快調にレースを進めていたものの、33周目という早い段階でインターミディエイトからミディアムタイヤに変更した。
この結果、ダニエル・リカルド(マクラーレン)とアストンマーチン勢に先行を許す事となり、5ポイント分の得点を失った。W入賞のアストンマーチンの浮上によりアルファタウリはコンストラクターランキング9位に後退した。
あってはならない結果
ピエール・ガスリー
決勝: 10位 / グリッド: 7番手
本当に残念だよ。あってはならない結果だ。
ランド(ノリス)の後ろ、アストンマーチン勢の前で最高のレースをしていたのに、早い段階で大きなリスクを冒して順位を下げてしまった。
どうしてこんな決断を下したのか、僕にはよく分からない。すべてを見直して、このミスから学んでいかなきゃならない。
今日は間違いなくもっと多くのポイントを取れたはずだし、特に選手権争いを考えると前に進める十分なチャンスがあっただけに、大きな痛手だ。
6台がリタイヤを強いられた大波乱の2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝レースを制したのはセルジオ・ペレス(レッドブル)。2位にシャルル・ルクレール、3位表彰台にカルロス・サインツとフェラーリ勢が続く結果となった。
鈴鹿サーキットを舞台とする次戦日本GPは10月7日(金)のフリー走行1で幕を開ける。