中団に埋もれたレッドブル、あまりの競争力不足に驚き肩を落とすフェルスタッペンとペレス
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F1シンガポールGPの初日に行われたフリー走行で姉妹チームのRBにすら先行を許し、ミッドフィールドに埋もれたレッドブルの2人が、RB20の競争力不足に落胆していることに驚きはなかった。
FP2でトップから1.3秒遅れの15番手に留まったマックス・フェルスタッペンは「厳しい。期待していたグリップが得られなかった。いくつか改善しなきゃならない点がある」と語った。
マリーナベイ市街地コースはレッドブルが昨年、唯一勝利を逃したサーキットだ。その際、特に凸凹の激しい路面と縁石に苦戦したが、今週末は「それほど問題ではない」とフェルスタッペンは説明する。
「正直、バンプや縁石に苦しんでいるわけじゃなく、単に全体的なグリップが問題なんだ。だから、この2つのトレードオフについて検討する必要がある」
どうやらタイヤを適切なウィンドウに入れることができず、グリップが致命的に不足しているようだ。
セルジオ・ペレスはチームメイトより速い8番手をマークしたが、それでもベンチマークを刻んだランド・ノリス(マクラーレン)より0.871秒遅かった。
パフォーマンスの悪さに「僕らも驚いた」と認めたペレスは、「かなり離されているから、夜通しで作業が必要なのは確かだ」と語った。
「少しは改善したと思うけど、まだかなりのバランスを欠いている。1周をまとめ上げるのかなり難しい。現時点ではあまり良くないように思う」
「トップからほぼ1秒遅れているから、巻き返すためにはかなり大きな変化が必要だ。何ができるか検討してみる」
2024年F1シンガポールGPの初日FP2をトップで締め括ったのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)を0.058秒差で退けた。
FP3は日本時間9月21日(土)18時30分から、公式予選は同22時から1時間に渡ってマリーナベイ市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。