大満足のルクレールとは対象的に旧友ノリスと接触したサインツは「6位喜べない」蹴り出し問題視 / Ferrari
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F1第19戦サンパウロGP決勝レースに挑んだスクーデリア・フェラーリはシャルル・ルクレールが5位、カルロス・サインツが6位とW入賞を果たした。
この結果、マラネロのチームは計18ポイントを加算し、コンストラクターズ選手権3位争いを繰り広げるマクラーレンに対するリードを31.5ポイントにまで拡大した。
しかしながらチーム代表を務めるマッティア・ビノットは「それで終わりというわけじゃないし、状況は一瞬で変わり得るし、相手が非常に手強い事も分かっている」と述べ、慢心する様子はない。
フェラーリ:F1サンパウロGP決勝
カルロス・サインツ決勝: 2位, グリッド: 2番手
スタートを上手くやれていれば多分5位で終われたと思うから、今日の結果は喜べるものじゃない。僕らはスタートの際の蹴り出しに一貫性がないから、原因を突き止めるために掘り下げていかなきゃならない。
スタートの後、ランド(ノリス)と接触した事で、チェコ(ペレス)とシャルル(ルクレール)にポジションを奪われる事になった。その後は終始、良いペースが刻めたけど、それだけさ。
とは言え、今週末からはたくさんの前向きな材料を得る事ができた。まず第一に、マクラーレンに対するリードを広げる事ができた。第二に、クルマの感触が良かった事と、タイヤマネジメントが上手くいった事、そして金曜の段階からペースが良かった事が挙げられる。
この2レースは混乱に満ちたスタートで始まる事になってしまい、十分な結果を残せなかったのが残念だけど、次のトリプルヘッダー最終戦に向けて引き続き頑張るよ!
シャルル・ルクレール決勝: 2位, グリッド: 2番手
今日は本当に良いレースができた。昨日のスプリント予選は満足できるものじゃなかったから、昨日の夜は改善の余地がある場所を探るために頑張って分析に取り組んだんだ。今日はそれを試してみたんだけど、本当に満足できるパフォーマンスを発揮できた。
第一関門のスタートはかなり良かったし、その後はタイヤを上手くマネジメントして後続とのギャップを維持する事に専念した。
チャンピオンシップ争いの直接のライバル(マクラーレン)との差も広げる事ができたし、全体として本当に良い形で週末を締め括る事ができたと思う。
11月14日(日)にインテルラゴス・サーキットで行われた2021年F1第19戦サンパウログランプリ決勝レースでは、10番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が大逆転勝利を飾った。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位表彰台にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。
ロサイル・インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦F1カタールGPは11月19日のフリー走行1で幕を開ける。