3位ライコネン:因縁のボッタスについて「彼の将来が明るいのは間違いない」2017年F1ロシアGP決勝後コメント

russia-day3-raikkonen-2017copyright ScuderiaFerrari

予選でフロントローを獲得したフェラーリのキミ・ライコネンであったが、スタート直後の2コーナーでメルセデスのバルテリ・ボッタスにオーバーテイクされ3位に後退、結局その順位のままレースを終えた。

優勝した同じフィンランド人のバルテリ・ボッタスとは、2015年のロシアGP決勝レースの最終ラップでクラッシュした経緯がある。そのためかそれとは関係なくかは定かで無いが、普段2人が親しげに会話を交わす様子は一切なく、口を聞くシーンすら見かけない。とは言えそこはグリッド最年長のライコネン「バルテリが初めての勝利を飾ってとても嬉しいよ。彼の将来は明るいね」と同郷のライバルを祝福した。

ライコネン:ロシアGP決勝後コメント

キミ・ライコネン
決勝:3位、予選:2位

「全体としては、最初の3レースと比較するとポジティブな週末だったね。プッシュする必要がある時にタイムが出せたから、車には満足してるんだ。決勝はスタートで決まったね。僕のはかなり悪いスタートだった。多くを失ったと思ったけど、何とか順位を取り戻そうとしてそこに留まったよ」

「車は決勝の間ずっと良かったよ。でもその後は特に何も起こらなかったね。僕らは最善を尽くしたけど、できることはそんなに多くなかったから、僕は自分のポジションを維持してただけさ。はっきりしてるのは、表彰台に登れたのは嬉しいけど、得たものよりもスタートで失ったものが大きくてがっかりしているってことだ」

「仕事を続けることが必要だね。最終的には細かい部分が大きな違いを生むからさ。バルテリが初めての勝利を飾ってとても嬉しいよ。彼の将来は明るいね」


2017年ロシアGPの詳しい模様については「F1ロシアGP《決勝》結果とダイジェスト」を参照されたい。

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