ジョージ・ラッセル、母国イギリスGPでのメルセデス昇格発表の可能性を否定
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ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は母国シルバーストン・サーキットで開催されるF1第10戦イギリスGPの週末にメルセデスとの契約が発表されるという根拠なき憶測を否定した。
ルイス・ハミルトンとの2年の契約延長に続き、メルセデスが7月16日に開幕を迎えるイギリスでのグランプリで現職のバルテリ・ボッタスに代えて23歳の英国ドライバー起用を発表するとの噂は根強い。
イギリスGPでの英国チームによるオール・ブリティッシュ体制の発表というのは確かに関係者にとって理想的だが、当のラッセルは火曜日に公開されたポッドキャスト「F1 Nation」の中でこの噂を全面的に否定した。
メルセデスのジュニアドライバーとしてキャリアを積み重ねてきたラッセルは「僕がメルセデスと契約したのは5~6年前でそれは100%事実だけど、来年のドライブに関してはまだ何にもサインしていないし、シルバーストンでアナウンスされる事は何もないから、それだけは伝えておきたい」と語った。
ハミルトンの2022年以降のチームメイトに関してメルセデスのトト・ウォルフ代表は今月初め、オフシーズンにあたるサマーブレイク中に決定する意向を明らかにしている。
史上最多23戦の開催が予定されている今シーズンはイギリスGPの2週間後に行われる第11戦ハンガリーGP後に約1ヶ月間のオフがある。
なお自身3度目となるホームレースに関してラッセルは、仮にチャンピオンシップ争いをしていたとしても週末毎にアプローチを変えるのは「好みではない」として、他のイベントと同じように全力で臨むことを強調した。
第10戦イギリスGPは7月16~18日にシルバーストン・サーキットで開催される。ラッセルの主張が事実か否かは数日以内に明らかになる。