F1レギュレーション解説「ブレーキ編」

F1マシンのブレーキcopyright formula1.com

F1レギュレーションの中から、マシンの制御機構に関連する規定の要点を以下にまとめる。

ブレーキに関連する主なルール

  • 素材は80Gpa以下の弾性率のアルミニウム材
  • 1つのブレーキペダルで2系統(前・後)のブレーキシステムを制御する事
  • どちらか片方の系統が故障しても、他方が動作し続けるようにする事
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  • ABSは禁止
  • ブレーキ圧力はドライバーの物理的入力によってのみ制御されなければならない。ただしERSの影響を補うための電子式リアブレーキ制御システムは例外
  • ディスクは各ホイールにつき1枚まで
  • ディスクサイズは最大直径278mm、最大厚32mm
  • ディスクには最大6個の円形ピストンと2個以下のブレーキパッドが許可される
  • ブレーキを冷却のための空気ダクトは車輪を越えて突出してはならない
  • ブレーキを冷却するための液体の使用は禁止

手短に2022年のF1レギュレーションを知りたい方は「2022年F1ルール主要変更点のまとめ」を、より詳しくルールの全体像を知りたい方は「F1ルール完全網羅版」を参照されたい。

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