フェルスタッペン、F1カタールGPに向けての期待と”タフ”な前戦サンパウロGPを語る
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2021年FIA-F1世界選手権第20戦カタールGPに先立ち、週末に向けての期待と抱負、そしてチャンピオンシップでのリード拡大のチャンスを活かせなかった”タフ”な前戦サンパウロGPについて語った。
マックス・フェルスタッペンF1カタールGP《preview》
ブラジルGPはあなたとチェコの双方にとって厳しいものでした。今、それをどう受け止めていますか?
確かにタフな週末だった。全体的にメルセデスのペースに対して若干遅れをとってしまったからね。でも2、3ポイントしか失っていないし、それほど悪くはないと思う。
もちろん常に勝ちたいとは思っているけど良いバトルができたし、2位で帰ってこれて良かったと思ってる。
まだ3レースが残っているから、とにかくプッシュして、コース上でのパフォーマンスを最大限に引き出すために、チームとしてできる事を全てやり切るしかない。
カタールに行ったことはありますか?
カタールには表彰式に出席するために一度だけ行ったことがあるんだ。楽しみにしているよ。
新しいコースだし、誰も走った事がないサーキットだから、どんな風な感じなのかワクワクするし、良いパフォーマンスが発揮できればって思ってる。カタールで行われるMoto GPのレースは毎回、最高だよね。
カタールGPへの期待は如何ですか?
今はまだ何とも言えないな。実際に行ってみない事にはね。コーナーを理解するためにシミュレーターで少しドライブしてみたけど、実際にコースを見てみなくちゃ。
タイムを縮めていって、クルマのセットアップを理解するという点で、今回のプラクティスは当然、誰にとっても凄く重要なセッションになるだろうね。
なお、サンパウロGPでのルイス・ハミルトン(メルセデス)とのターン4での一件について、メルセデスは国際自動車連盟(FIA)に再審理を要求した。再審査が認められ、フェルスタッペンの動きに問題があったと判断される事になれば、5秒のタイム加算や次戦でのグリッド降格など、何らかのペナルティが科される可能性がある。
初開催を迎えるF1カタールGPの戦いの舞台となるのは、ロードレース世界選手権(MotoGP)の定番コースとして知られるロサイル・インターナショナル・サーキットだ。
1周5,380mのコースには16のコーナー(左:6、右:10)が配置され、メインストレートは1,068mと長い。シミュレーションによると平均速度は予選で237km/h、決勝では220km/hとなる事が予想されている。ラップタイムは予選が1分22秒5、決勝が1分28秒6程度になるものと見られる。
F1カタールGPは日本時間11月19日(金)19時30分からのフリー走行1で幕を開ける。