リアム・ローソン「最高の形で終わりたかった…」代役最終戦は最下位、複数トラブルに直面
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2023年10月8日のF1カタールGPの決勝レースを完走17台中最下位で終えたリアム・ローソン(アルファタウリ)は、「最高の形で締め括りたかったのに…」と失望の色を隠さなかった。
57周に渡ってアルファタウリAT04はペース不足に見舞われた。直接的なライバルに太刀打ちできるだけの速さはなく、チームメイトの角田裕毅もスタートポジションから後退の15位に終わった。
ある者は嘔吐し、またある者は失神しかけるなど、史上最も過酷なレースの一つとなったロサイルでの週末を経てローソンは、余りに困難な90分間となったのは単にコンディションのせいだけではないと説明した。
疲れ切っているように見えるけど?と問われたローソンは「そうだね。クルマに問題がある時は特にそうだ。ペースを維持するために、それ以上のことをしなきゃならないからね。間違いなく厳しいレースだった」と答えた。
「色々と試してはみたけど、幾つかのトラブルに対処しなきゃならず、本当に本当に大変だった」
トラブルについての詳細を求められると「正確に特定するには詳細な分析が必要だけど、主にスタビリティに関連する問題があって、レースを通してリヤエンドを管理することが本当に大変だった。気温が高かったことも、この問題を悪化させた」と語った。
2週間後のアメリカGPではダニエル・リカルドが復帰する見通しだ。ローソンにとって夢のような週末は恐らく、これで終わりを迎える。過去5戦のパフォーマンスについて振り返るよう求められたローソンは次のように語った。
「今週末までは自分のパフォーマンスについて本当にポジティブに感じていたけど、今回のレースで後退してしまって本当に残念だよ。理想を言えば、最高の形で終わりたかったんだけど」
2023年F1第18戦カタールGP決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季14勝目をポール・トゥ・ウインで飾った。2位はオスカー・ピアストリ、3位はランド・ノリスと、前戦日本GPに続きマクラーレンがダブル表彰台に上がった。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を舞台とする次戦アメリカGPは現地10月20日のフリー走行1で幕を開ける。