ハミルトン、”ゾーン”に入って圧勝「ラスト2戦は今日の3倍上手くやる」

F1カタールGPの優勝トロフィーを持つルイス・ハミルトン(メルセデス)、2021年11月21日ロサイル・インターナショナル・サーキットにてCourtesy Of Daimler AG

ルイス・ハミルトン(メルセデス)はロサイル・インターナショナル・サーキットで行われたナイトレースで圧倒的なパフォーマンスを発揮し、キャリア通算102回目の優勝を飾った。またこの日の勝利によってハミルトンが優勝した事のあるサーキットの数は30箇所に達した。

チーム代表兼CEOのトト・ウォルフは「ルイスの圧勝だった。先頭でペースをコントロールし、やるべき事をやり切って完全にゾーンに入っていた。獅子はインテルラゴスで目覚め、そしてカタールで姿を現した」と評した。

ラスト2戦は今日の3倍上手くやる

ルイス・ハミルトン決勝: 1位, グリッド: 1番手

大変なシーズンのこの時期に2連勝できて最高の気分だ。僕にとってはかなり単調で少し孤独なレースだったけど、必要なポイントを獲りに行くためにチームがシッカリと仕事をしてくれた。

コースとファクトリーにいる皆の努力の賜物だ。感謝してる。有り難い事に、この2戦で(首位フェルスタッペンとのポイント差を)大きく縮める事ができた。まだやるべき仕事は残っているけど、こういう接戦とチャレンジは大歓迎だ。

バルテリ(ボッタス)の方はリタイアを余儀なくされてしまい本当に残念だけど、今週末のペースは良かったし、残り2戦に向けて良い礎ができた。ラスト2レースでは今日の3倍上手くやりたい。


11月21日(日)にロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた2021年F1第20戦カタールグランプリ決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が続く結果となった。

ロサイルと並び初開催となるジェッダ市街地コースを舞台とする次戦サウジアラビアGPは12月3日のフリー走行1で幕を開ける。

F1カタールGP特集

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