PS4ゲーム「F1 2020」ベトナムGPの舞台ハノイサーキットの走行映像を初公開
Published: Updated:
コードマスターズ社が手掛けるF1公認ゲームの最新版「F1 2020」に収録されたベトナムGPの舞台、ハノイ・サーキットの走行映像が初公開された。当初のカレンダーでは4月5日に史上初となるベトナムでのグランプリ開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で無期限延期が発表されている。
ハノイ・サーキットは首都ハノイ市の一般道の一部を使用した半ストリートコースで、2020年に初開催に向けて新たに建設された。ヘルマン・ティルケ設計の全長5.607kmのコースには、鈴鹿やモナコ、ニュルブルクリンクなどからインスピレーションを得た全23コーナーが設けられる。
公開された映像は「F1 2020」の開発チームがシャルル・ルクレール仕様のSF1000を駆り記録したラップだ。オンボードを見て気付かれる方も多いかと思うが、ある種の”市街地コースらしさ”が感じられない。公道をベースに仮設されるストリートサーキットは90度コーナーと直線の組み合わせに終始しがちだが、ハノイサーキットではこれが皆無で、常設コースのような中高速コーナーが連続する。
コードマスターズのF1ゲームディレクターを務めるリー・メイザーはハノイ・サーキットについて「素晴らしい景観を背景に、スリルとチャレンジの両方を提供するコースだ。ここにはアドレナリンを迸らせるような高速セクション、ロングストレート、ヘビー・ブレーキング・ゾーンがあるが、壁に囲まれたセクションに敬意を払わない者には罰が下る事だろう」と説明した。
コードマスターズは既に、オランダGPの舞台ザントフォールト・サーキットと、スペインGPの舞台、カタロニア・サーキットの走行動画を公開している。
「F1 2020」はPlayStation4、Xbox One Xを含むXbox Oneファミリー、Windows PC(DVDとSteam経由)、そしてGoogle Stadiaをプラットフォームとして7月10日(金)に発売が予定されている。