2019年F1バルセロナテスト総合結果:チーム及びエンジンメーカー別総周回数
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8日間に渡って行われた2019年F1プレシーズンテスト。チーム及びパワーユニット・サプライヤー別の総周回数をまとめる。シーズンの見通しを占うという点において、ラップ数はタイム以上に示唆に富んだ洞察を我々に提供してくれる。
今季F1世界選手権に参戦する全10チームがカタロニア・サーキットで稼ぎ出したマイレージは合計41,479km。64時間という限られた中で、地球一周分に相応する距離を走り込んだ。
チーム別総周回数
メルセデスが最も安定的に周回を重ねてトップ。これにフェラーリが続いた。テスト1と比較すると、ルノーが大きく追い上げ3位に浮上。レーシングポイントとウィリアムズも健闘したが、テスト1での走行不足が大きく響き順位変わらず。逆にレッドブル・ホンダが下位に転落した。
メルセデスの1190周は突出しており、最下位ウィリアムズの2倍以上のマイレージ。シーズン前テストでの走り込み量はマシン開発に影響するため、この結果がシーズン中盤から終盤にかけてのチーム間勢力図にどう影響するか注目したい。
Pos | Team | Lap(周) | Distance(km) |
---|---|---|---|
1 | メルセデス | 1190 | 5625 |
2 | フェラーリ | 997 | 4712 |
7 | ルノー | 961 | 4543 |
4 | トロ・ロッソ | 935 | 4420 |
3 | アルファロメオ | 922 | 4358 |
6 | マクラーレン | 874 | 4131 |
8 | ハース | 871 | 4117 |
5 | レッドブル | 833 | 3937 |
9 | レーシングポイント | 625 | 2954 |
10 | ウィリアムズ | 567 | 2680 |
パワーユニット別総周回数
スクーデリア・トロロッソの活躍虚しく、テスト1で3チーム供給のフェラーリに次ぐ2番目に多いマイレージを稼いでいたホンダが最下位へと転落。ピエール・ガスリーのクラッシュが引き金となった7・8日目の走行不足が響き、同じ2チーム供給のルノーに逆転を許した。
Pos | Power Unit | Lap(周) | Distance(km) |
---|---|---|---|
1 | フェラーリ | 2790 | 13188 |
3 | メルセデス | 2382 | 11260 |
4 | ルノー | 1835 | 8674 |
2 | ホンダ | 1768 | 8357 |