レッドブル・ホンダ、2日連続で順調にテスト項目を消化「非常に充実している」
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レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング部門の責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、20日(木)に行われたバルセロナテスト2日目のプログラムを振り返った。
この日、初日のマックス・フェルスタッペンから仕事を引き継いだアレックス・アルボンは、コックピットに座るや否やすぐにペースを掴んで合計134ラップを走り込み、4番手タイムで一日を終えた。初日の168周と合わせて、RB16は2日間で計302周を走破した事になる。
「昨日ほど多くは走り込めなかったが、リストにあった全てのテスト項目をクリアすることができたし、今日もまたRB16とともに非常に充実した1日を過ごせた」とギヨーム・ロケリン。
「昼食前にホンダの連中がデータ上で何かを見つけたというので、念のためエンジンを交換することにしたのだが、降ろしたエンジンを徹底的にチェックした結果、問題は何も見当たらなかったから、明日に向けて降ろしたエンジンを再びマシンに載せる予定だ」
予期せぬエンジン交換についてホンダの田辺豊治テクニカル・ディレクターは、栃木県のHRD-Sakuraでベンチテストを行っていた際に、問題発生の可能性が発見されたためだと説明している。
翌21日(金)は第一回プレシーズンテストの最終日となるが、レッドブルのガレージではフェルスタッペンとアルボンが午前と午後でクルマをシェアする形を取る。
「テスト日程が短縮された影響で、明日も通常とは異なるプランでセッションに臨む事になる」とギヨーム・ロケリンは説明する。
「大量に走り込まなきゃならないし、ドライバー毎に役割を分担してマックスには午前、アレックスには午後のテストを担当してもらう」
「すべてが計画通りに進めば明日も恐ろしく慌ただしい一日になるだろう。収穫が多い日になることを願う」