ピレリ、2021年開幕バーレーンGPで通算400戦目に到達…貴重映像と共に1950年初戦からの歴史振り返る
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イタリアを本拠とするF1公式タイヤサプライヤーのピレリは、2021年シーズンの開幕バーレーンGPで通算400回目のF1グランプリを迎える。これを記念して1950年初戦からの歴史を振り返る動画を公開した。
初参戦は1950年にスタートしたF1世界選手権の記念すべき最初のレース、シルバーストン・サーキットで開催されたF1イギリスGPだった。エントリーは全26台。ピレリとダンロップがタイヤメーカーとして参加した。
優勝を飾ったのは足元にピレリを履くアルファロメオ158のジュゼッペ・ファリーナ。ポール・トゥ・ウインで勝利を飾り、シーズンを通して3勝を挙げ、ファン・マヌエル・ファンジオやルイジ・ファジオーリに競り勝ち、初代ワールドチャンピオンに輝いた。
このほどシルバーストンにオープンしたミュージアムには、ファリーナがイギリスGPで優勝した際に使用したピレリ製ステラ・ビアンカ(Stella Bianca)のレプリカが展示されている。
以降ピレリは、F1で優勝240回、ポールポジション243回、ファステストラップ247回、そして表彰台727回を獲得するなど歴史の重要な一部を担ってきた。
なお現時点は2024年末までピレリによる単独タイヤ供給体制が維持される事が決まっている。
このメモリアルイヤーを記念してピレリは、これ以外にもシーズンを通して様々な映像やインフォグラフィックなどを公開していくという。