ペレスとストロール、F1オランダGP決勝を前にパワーユニット交換
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セルジオ・ペレス(レッドブル)とランス・ストロール(アストンマーチン)はF1オランダGPの決勝を前にしたパルクフェルメ下でパワーユニット(PU)を交換した。
両者は予選でアクシデントに見舞われた。ペレスはQ3最終ラップでスピンを喫して黄旗の原因となり、ストロールは油圧系統トラブルに見舞われ、Q3でタイムを残す事ができなかった。
2人はいずれもICE(内燃エンジン)、ターボ、MGU-K/H、そしてエキゾーストを以前使用していたものに載せ替えた。
ストロールに関しては合わせて冷却パネルやブレーキ・バイ・ワイヤ(BBW)ユニット、油圧マニホールドを交換した。
交換はFIAテクニカル・デリゲートの許可を得て行われた。ペナルティの対象となるようなものではない。
ストロールの交換は恐らく前日のトラブルを受けての措置と思われる。クリスチャン・ホーナー代表によるとペレスの方は、縁石に乗り上げた際に激しい衝撃があったため予防接種として交換を行った。
なおランド・ノリス(マクラーレン)はエンジンオイル・タンクASSYを、アルファロメオの周冠宇はクーリングパイプ・ダクトと油圧センサーを交換している。