マクラーレン、2024年F1リザーブにパトリシオ・オワードを起用
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マクラーレン・フォーミュラ1チームはF1アブダビGPの開幕を翌日に控えた2023年11月23日(木)、パトリシオ・オワードを2024年のF1リザーブ・ドライバーとして起用した事を明らかにした。
メキシコ・モンテレイ出身の24歳はインディカーでの2023年シーズンを経て、F1への参戦に必要となるFIAスーパーライセンスの取得資格を得た。
2024年はアロー・マクラーレンからインディカー・シリーズに参戦する傍ら、リザーブ・ドライバーの一人として、状況とスケジュールに応じてF1チームに帯同する。
今週末のアブダビGPでは、マクラーレンのドライバー育成プログラムの一環としてランド・ノリスに代わってFP1でMCL60をドライブする。また来週火曜のポストシーズン・テストにも参加する予定だ。
オワードの起用についてチーム代表を務めるアンドレア・ステラは「インディカーで印象的なシーズンを過ごし、ドライバー育成テストにおいても好成績を収め、FIAスーパーライセンスの取得資格を得た今、次のステップへと進むのは自然な流れだ」と語った。
「カレンダーに並ぶグランプリの数を踏まえると、必要に応じて頼りにできる幅広いドライバーを確保しておくことが賢明だ。彼がこの新しい役割でどう成長するのか楽しみにしている」
オワードは2020年にアロー・マクラーレンに加わって以来、マクラーレン・ファミリーの一員としてキャリアを歩んできた。MCL35Mでの旧車テストのほか、2021年末のポストシーズンテストに加え、昨年もアブダビGPのフリー走行1でステアリングを握っている。