ランド・ノリス、34万個のレゴで作られた実物大マクラーレンP1でシルバーストンを走行

34万個のレゴで作られた実物大マクラーレンP1でシルバーストンを走行するランド・ノリス、2024年 (2)Courtesy Of LEGO

ランド・ノリスが英国シルバーストン・サーキットで、カーボンファイバーではなく、34万2817個ものLEGO Technicパーツで作られた実物大のマクラーレンP1レプリカをドライブした。

レゴ史上初となるステアリング操作が可能なこのモデルカーの開発と製作には、マクラーレンとレゴから23人のエキスパートが参加し、計8,344時間(開発に6,134時間、製作に2,210時間)が費やされた。

Courtesy Of LEGO

34万個のレゴで作られた実物大マクラーレンP1でシルバーストンを走行するランド・ノリス、2024年 (4)

Courtesy Of LEGO

34万個のレゴで作られた実物大マクラーレンP1でシルバーストンを走行するランド・ノリス、2024年 (3)

オリジナルのマクラーレンP1に搭載されているのは3.8リッターのV8エンジンだが、このモデルには動力として、768個のLEGO Technicバッテリーと電動車用のバッテリーが搭載されており、その重量は1,220kgに達する。

「走行可能」をターゲットに掲げたレゴは、マクラーレンのF1ドライバーであり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2024年のタイトル争いを繰り広げているノリスにシェイクダウンを依頼した。

Courtesy Of LEGO

34万個のレゴで作られた実物大マクラーレンP1でシルバーストンを走行するランド・ノリス、2024年 (7)

Courtesy Of LEGO

34万個のレゴで作られた実物大マクラーレンP1でシルバーストンを走行するランド・ノリス、2024年 (6)

シャシーの詳細は明かされていないが、動画で見る限り、ホイールや計器類、ステアリングホイールを除くすべてがレゴでできているように見える。ノリスはクルマに乗り込むだけでも緊張したと認めたが、それなりの速度でイギリスGPのコースを1周し終えた。

レゴ・テクニックは、実際に動作するギアボックスやホイール、ピストンが動くエンジン等…遊びながら本物のクルマの仕組みを学びはじめるのに最適とされる人気の大人向けのレゴセットだ。

3893個のパーツで構成される1:8スケール版のレゴ・マクラーレンP1は62,980円で販売されており、シフトドラム付き7速ギヤボックスや開閉するバタフライドア、調整可能なリアウィング、V型8気筒エンジンなど、大の大人が忘我の境地に入ってしまうような作りになっている。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了