レクサス新型「RC F」にSUPER GTの知見、70kgもの軽量化「Performance package」を設定

レクサス新型「RC F」Performance package

デトロイトモーターショーで世界初公開される予定のレクサスの新型「RC F」の姿が明らかにされた。三代目となる本モデルには、国内最高峰のモータースポーツ「SUPER GT」からのフィードバックを元にした超高性能バージョン「Performance package」が新たに設定される。

二代目となる現行モデルは、サーキット走行ができるプレミアムスポーツカーとして2014年に誕生した。2020年モデルとなる新型には最高出力472馬力、最大トルク535N・mを誇る先代と同じ「2UR-GSE」型の5.0リッターV8自然吸気エンジンを搭載。0-60マイル加速4秒フラットを叩き出す。

「F」モデルは2007年のIS F発売とともに、「公道からサーキットまでシームレスに走りを楽しめる」という開発テーマの下、LEXUSの高性能モデルのラインアップとして誕生。今回発表される新型「RC F」は、軽量化や空力性能のほか、パワートレーン、タイヤ、サスペンションなど、あらゆる点に改良を加え、常用域での軽快な走りと限界域における優れた操縦安定性を実現している。

運動性能の向上を狙い、従来型比20kgの軽量化を実現すると共に、限界領域でのコントロール性向上を目的に、トレッドパターン一本一本のコンパウンド材質までこだわりタイヤを新開発。サーキット走行においても優れた操縦安定性を発揮する。

NAエンジンならではのリニアな加速フィーリングを際立たせるため、出力向上と合わせて、エアクリーナー形状変更による吸気性能向上と、スロットル制御の改良によるアクセルレスポンスの向上を実現。また、ディファレンシャルのローギヤ化を図ることで、サーキット走行におけるアクセルでの車両コントロール性が向上し、街乗りの際にも軽快な走りを感じることができるという。

エクステリアは、「レース育ちのスタイリング」をコンセプトに、レースで培われた空力デバイスや形状を最大限スタイリングに織り込みデザイン。フロントバンパーコーナーにカナード形状を取り入れてダウンフォースを向上させたほか、サイドのロッカーモール後端にアンダーカット形状をつくる事でリヤタイヤ周辺の乱気流を抑制するなど、空力性能の向上を目的としながら、“F”としての独自性を狙ったデザインが目指された。

また、前後のホイールハウスにダクトを設けることでホイールハウス内に溜まった空気の圧力を低減。最適なコーナリング姿勢やステアリングの応答性を上げると共に、エンジントルクを制御して発進時のタイヤ空転を防ぐローンチコントロールを採用。スポーツ走行における鋭いスタートダッシュを実現している。

モータースポーツの血を引く超高性能バージョン

超高性能バージョンとして開発された「Performance package」には、日本のSUPER GTや米国のデイトナ24時間レースなど、モータースポーツで培った技術を応用。CFRPの外装部品やカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーなどの採用で70kgもの軽量化を実現したほか、加速性能・空力性能も向上させ、より高い次元の運動性能を実現。さらに、専用の空力パーツや内装デザインを装備する。

CFRPの採用はエンジンフード、ルーフ、フロントスポイラーなどの外装部品やブレースにまえ及び、カーボンセラミックブレーキやチタンマフラー、軽量アルミホイールの採用で、従来型比70kgの軽量化を実現した。専用のカーボンリヤウイング(固定式)を採用することで、標準仕様のアクティブリヤウイング以上のハイダウンフォースとロードラッグを実現し、高速走行時の安定性と高速域の伸び感を両立する。

レクサス新型「RC F」の日本での発売は2019年5月を予定。2019年の北米国際自動車ショーは、米国・デトロイトで1月14日から28日まで開催される。

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