F1メキシコGP:エルマノス・ロドリゲスに3番目のDRSゾーンを追加

エルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムセクションを走るメルセデスAMGのルイス・ハミルトン、F1メキシコGP初日 2018年10月26日Courtesy Of Mercedes

FIA国際自動車連盟は、10月25日(金)に開幕を迎えるF1第18戦メキシコGPの舞台、エルマノス・ロドリゲス・サーキットに3番目のDRSゾーンを追加した。メキシコシティは平地に比べて空気が薄いため車体に対する空気抵抗が少なく、DRSの恩恵が得にくい。

DRS(ドラッグ・リダクション・システム)は、リアウイングの角度を操作して空気抵抗を削減し、トップスピード向上を狙うシステム。FIAはコース上での追い抜きを促進すべく、ターン11の80m先に新たなアクティベーションポイントを設けた。

DRS検知ポイントは、ターン9の70m奥に設置される。このポイントで前走車とのギャップが1秒以内であれば、新設のDRSゾーン(ターン11~12の区間)で可変リアウイングを作動させる事ができる。

空力関連のレギュレーション変更によって、今シーズンはDRSの効果が増大しており、シルバーストン・サーキットやホッケンハイムリンクではDRSゾーンが削減される措置が取られたが、エルマノス・ロドリゲスでは逆に、追加される事となった。

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